[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「バレンタインデーに関する調査」によると、 ■ 今年のバレンタインに「チョコを渡す」86%、義理チョコの平均個数は7.5個 ■ チョコレート平均購入予算 本命1,768円と義理617円で格差は3倍 だそうだ。
義理チョコ価格は本命チョコ価格の1/3だが、義理チョコ数は本命チョコ数の7.5倍なので売上規模では義理チョコの方が大きく、本命チョコの2.6倍になる。 (本命がいない女性が多ければその市場規模差はもっと広がる。逆に二股・三股をかけている女性が多ければその市場規模差は縮まる。ひとまず、それは置いといて・・・)
私は職場で義理チョコを頂いたのだが、それは「チロルチョコ」だった。チロルチョコって言っても10円のチョコひとつではなく、10円のチョコを20個(30個だったかな?)をひとつの箱に詰め合わせたものだ。チロルチョコそのものは子供のころから大好きで、それはそれで全然不満はない。
それよりも、チロルチョコ株式会社のマーケティングに関心した。調査結果からもわかるように少なくともチロルチョコは本命に渡すようなチョコではない。チロルチョコ株式会社も当然それはわかっているだろう。 チロルチョコにはチープなイメージがある。少なくともチロルチョコをもらった男性陣は「この娘、俺にほれている」なんていう勘違いはしないだろう。 しかし、チロルチョコ株式会社はそのイメージを見事に逆手にとって商売していると思う。チープなイメージでも、それを数でカバーすることで日常とは違うバレンタインデーと言うイメージもそれなりに醸し出すことに成功している。しかも、義理チョコ市場は本命チョコ市場の2.6倍もあるのだ。
わが社だけでそのチロルの詰め合わせは20個売れた。チロルチョコレート株式会社って商売上手だな、とチョコレートを食べながら思った。
今日はホワイトデー。チープなキャンディーの詰め合わせはないかな・・・。
[0回]